切腹最中という極上の美味の和菓子を知ったのが、ちょうど1か月前でした。田舎に帰省する際に、新幹線に乗る間際に「ためしに」買ってみた位の気持ちだったのですが、まあなんとおいしい、母と私と虜に。
「ためしに」と思った理由があります。私の田舎にも切腹最中と似たフォルム、ボリュームのおいしい、そして地元では有名な最中「美貴最中」というお菓子があり、大好物だったからです。
比較すると、切腹最中の方が甘さが控えめ、中に求肥も入っていることから、広く好まれそうな味だなと思います。美貴最中のあんこは、個性的で濃くてしっかりと甘いので、同じ位のボリューム感でも、1個食べた後の満腹感、充足感は異なるかもしれません。切腹最中は2個でも3個でも続けていけてしまう・・・
和菓子が大好きなのですが、最中自体にはあまり惹かれることがなくて、大福、まんじゅう、羊羹などを口にすることが多いです。
なので、最中は、私の中では未知数でして、まだまだ他にも超絶美味なものが、日本のどこかに・・・と思うと、わくわくしてきます。
それにしても、新幹線に乗るときには、いつも改札に入った後の、小さな売店でお土産を買うことがほとんどなのですが、小さな売り場だからこそ人気の商品や新商品を厳選して置かれているのだろうなあと感じます。切腹最中以外にも、「当たり！」と思うお菓子ばかりでした。
切腹最中については、実は中毒っぽくなってしまいまして、その後、本店にまで足を運び、自分用に、そして実家にも送って、ということをしております。本店が休みの日には、デパ地下へ。手元に置いておかなければ落ち着かない物になってしまいました。
もしかしたら、味のおいしさと併せて、母とおいしいおいしいとほおばったこと、そして生まれ育った土地にある美貴最中と、全部重なって、どうしてもほしい、常に手が届くところにいてほしいと思ってしまっているのかもしれません。
